地震や台風などのニュースを見るたびに、「もし今、愛犬と避難することになったら大丈夫かな」と考えることはありませんか?
人用の防災グッズは意識していても、愛犬用のフードや水、トイレ用品、持ち出し袋まで準備できているかというと、少し不安が残る方もいるかもしれません。
そこで今回は、犬の飼い主さん400名に、愛犬用の防災対策や備蓄についてアンケートを行いました。
備蓄している日数や実際に準備しているもの、まだ準備できていない理由まで、飼い主さんのリアルな声とともにお伝えしていきます。
【アンケート名】
・第1回:愛犬の防災対策や備蓄に関するアンケート
・第2回:愛犬の防災対策として準備しているものに関するアンケート
・第3回:愛犬用の防災対策を準備できていない理由に関するアンケート
【調査実施日】
・第1回:2026年6月24日
・第2回:2026年6月26日〜2026年7月8日
・第3回:2026年6月26日〜2026年7月1日
【回答者数】
・第1回:犬の飼い主さん400名を対象に、災害に備えた愛犬用の防災対策や備蓄の有無について調査。
・第2回:第1回アンケートで「しっかり準備している」「ある程度準備している」「少しだけ準備している」と回答した方を対象に、愛犬のために準備しているものや備蓄日数について調査。(有効回答数:237名)
・第3回:第1回アンケートで「準備したいと思っているが、まだできていない」と回答した75名を対象に、愛犬用の防災対策を準備できていない理由について調査。(有効回答数:75名)
【調査方法】インターネット調査
【男性:272名】
- 20代:5名
- 30代:26名
- 40代:73名
- 50代:87名
- 60代以上:81名
【女性:128名】
- 20代:7名
- 30代:35名
- 40代:42名
- 50代:32名
- 60代以上:12名
目次
愛犬の防災対策を400人に調査!備えの実態と準備できない理由が明らかに

犬の飼い主さん400名に、災害に備えて愛犬用の防災対策や備蓄をしているか尋ねたところ、回答は全体的に分散しました。
最多は「ある程度準備している」で、完璧ではなくても最低限の備えを意識している家庭が多いことがうかがえます。
また、備蓄している人の中では、フードや水を2週間分程度、または1か月分以上用意している家庭も多く、数日分だけでなく長めに備える傾向も見られました。
この記事では、愛犬用の防災対策や備蓄の実態、実際に準備しているもの、まだ準備できていない理由まで、飼い主さんの声とともにお伝えしていきます。
愛犬用の防災対策や備蓄は、28%が「ある程度準備している」と回答!

■ 災害に備えて、愛犬用の防災対策や備蓄をしていますか?
ある程度準備している:28%(110人)
特に準備していない:19%(78人)
少しだけ準備している:19%(77人)
準備したいと思っているが、まだできていない:19%(75人)
しっかり準備している:15%(60人)
その他:0%(0人)
回答は全体的に分散しており、「しっかり準備している」から「特に準備していない」まで、家庭によって備えの進み具合にはかなり差があることが分かります。
その中で最も多かったのは、「ある程度準備している」の28%でした。完璧ではないものの、フードや水などを最低限は備えている飼い主さんが多いのかもしれません。
一方で、「しっかり準備している」は15%にとどまり、最も少ない結果となりました。何かしら準備をしていても、今すぐ愛犬と避難できるほど整っている家庭は限られていそうです。
防災対策は、必要だと分かっていても後回しになりやすいもの。今回の結果からは、準備している人の中にも「もう少し整えたい」「詰め切れていない」と感じている層が一定数いることがうかがえます。
愛犬用の備蓄、最多は「2週間分」!長めに備える家庭が多数

■ 愛犬のために、フードや水などをどのくらい備蓄していますか?
1~2日分程度:3%(8人)
3~4日分程度:12%(28人)
5~7日分程度:24%(57人)
2週間分程度:28%(66人)
1か月分以上:26%(61人)
特に日数は決めていない:7%(17人)
続いて、愛犬用の防災対策や備蓄をしている飼い主さん237名に、フードや水などをどのくらい備えているか尋ねました。
最も多かったのは「2週間分程度」の28%で、「1か月分以上」も26%とほぼ同じ割合でした。備蓄している家庭では、数日分だけでなく、ある程度まとまった日数を意識している人が多いことが分かります。
「5~7日分程度」も24%あり、1週間分以上を用意している家庭は約8割にのぼりました。災害時にすぐ買い足せない可能性も考えて、少し長めに用意している飼い主さんが多いのかもしれません。
一方で、「特に日数は決めていない」という声もありました。備蓄している人の中でも、どこまで具体的に日数を決めているかには差があるようです。
環境省の「人とペットの災害対策ガイドライン」では、ペットフードや水は少なくとも5日分、できれば7日分以上を備えておくことが目安として示されています。
また、療法食や薬など、健康に関わるものは優先度の高い備蓄品とされています。普段食べ慣れているフードや必要なものを、日ごろから少し多めに用意しておくと安心です。
飼い主さんは何を備えている?愛犬用の防災グッズと工夫まとめ
※気になる項目をタップすると、その箇所までスクロールします。
次に、愛犬のために災害時を想定して準備しているものや、防災対策として意識していることを尋ねました。
回答では、フードや水の備蓄が多く見られた一方で、トイレ用品、避難バッグ、療法食や薬、避難先の確認など、家庭ごとにさまざまな備えが挙がっています。ここでは、寄せられた声を傾向ごとにお伝えしていきます。
まずは基本!フードや水を多めにストック
自由回答で特に目立ったのは、ドッグフードや水を多めに備えているという声でした。
食べ物や水は、災害時の体調にも関わる大切なもの。普段食べているフードを切らさないようにすることで、いざという時の不安を少し減らせると考える飼い主さんも多いのかもしれません。
期限を見ながら入れ替えたり、使った分を買い足したりと、日常の買い方と防災をつなげている家庭も見られました。
ローリングストックとは、普段食べるものを少し多めに買っておき、古いものから使って、使った分をまた買い足す備え方です。農林水産省でも、家庭でできる食品の備え方として紹介されています。
愛犬用に考えるなら、いつも食べているドッグフードや水、缶詰などを少し多めに置いておき、期限を見ながら入れ替えていくイメージです。
トイレ・衛生用品は、持ち出しやすさまで意識
災害時は、食事だけでなく排泄や衛生面の準備も欠かせません。
ペットシーツやマナーウェア、匂わない袋などを多めに用意している声からは、自宅で待機する場合だけでなく、避難先での過ごし方まで考えている様子がうかがえます。
避難バッグにまとめて、すぐ動ける形にしておく
いざという時は、必要なものを探してから詰める余裕がないこともあります。
防災バッグや専用リュックにまとめている家庭では、玄関近くに置いたり、定期的に中身を入れ替えたりする工夫も見られました。
人用の防災用品と同じように、愛犬専用の持ち出しセットを作っておくと、いざという時にも動きやすくなりそうです。
療法食・薬・病院メモなど、その子に必要な備え
療法食やアレルギー対応フードは、普段のフード以上にすぐ手に入りにくいことがあります。だからこそ、切らさないよう多めに備えている飼い主さんの声が見られました。
また、薬や病院の連絡先まで意識している回答からは、「愛犬用の防災グッズ」とひとくくりにするのではなく、その子に必要なものを個別に考えている家庭も少なくなさそうです。
その他の多様な意見|避難先やキャリー慣れまで考える声も
フードや水、トイレ用品以外にも、避難場所の確認、キャリーやケージへの慣れ、遠方の知人との助け合いなど、暮らしに合わせた備えが見られました。
災害時のことを考えると、物をそろえるだけでなく「どこへ避難するか」「どうやって移動するか」「犬が落ち着いて過ごせるか」も大切になってきます。
家庭ごとにできる範囲で、少しずつ備え方を広げている様子が伝わってきました。
準備できていない理由は「何を用意すればいいかわからない」が最多

■ 愛犬用の防災対策や備蓄を「準備したいと思っているが、まだできていない」理由を教えてください。
【1位】何を準備すればよいかわからない:31件
【2位】後回し・必要性を実感しにくい:16件
【3位】保管場所・費用・時間の負担:12件
【4位】飼い主自身の防災対策ができていない:5件
【5位】更新できていない・避難時の動きに不安:4件
愛犬用の防災対策や備蓄を「準備したいと思っているが、まだできていない」と回答した75名に、その理由を尋ねました。
最も多かったのは、「何を準備すればよいかわからない」という声でした。フードや水、トイレ用品、避難時の持ち出し品など、必要そうなものは思い浮かんでも、どこから手をつければよいか迷う方が多いようです。
次に多かったのは、「つい後回しになっている」「必要性を実感しにくい」といった理由。災害はいつ起こるか分からないからこそ、ふだんの生活の中ではリアルに想像しづらいのかもしれません。
そのほか、保管場所や費用、時間の負担を挙げる声もありました。完璧にそろえようとすると手が止まりやすいため、まずは普段食べているフードや水を少し多めに置くなど、小さな備えから始めるのもよさそうです。
準備したいけれど、まだできていない飼い主さんの声
愛犬の防災対策は、できることから少しずつ整える
今回の調査では、愛犬用の防災対策や備蓄をしている人がいる一方で、「まだ十分とは言えない」「何を用意すればよいかわからない」と感じている人も多いことが分かりました。
災害は、普段の生活ではなかなかリアルに想像しづらいものです。まずはいつものフードや水を少し多めに置くなど、できる備えから始めてもよいのではないでしょうか。
実際の回答を見ても、ローリングストックをしたり、防災バッグにまとめたり、療法食や薬を切らさないようにしたりと、家庭ごとにできる備え方はさまざまでした。
愛犬の年齢や体調、住んでいる地域、避難時の移動手段によっても、必要なものは変わります。今回の飼い主さんの声を参考にしながら、まずは「今のうちに一つ整えられるもの」を見直してみるのもよさそうです。
【アンケート名】
・第1回:愛犬の防災対策や備蓄に関するアンケート
・第2回:愛犬の防災対策として準備しているものに関するアンケート
・第3回:愛犬用の防災対策を準備できていない理由に関するアンケート
【調査実施日】
・第1回:2026年6月24日
・第2回:2026年6月26日〜2026年7月8日
・第3回:2026年6月26日〜2026年7月1日
【回答者数】
・第1回:犬の飼い主さん400名を対象に、災害に備えた愛犬用の防災対策や備蓄の有無について調査。
・第2回:第1回アンケートで「しっかり準備している」「ある程度準備している」「少しだけ準備している」と回答した方を対象に、愛犬のために準備しているものや備蓄日数について調査。(有効回答数:237名)
・第3回:第1回アンケートで「準備したいと思っているが、まだできていない」と回答した75名を対象に、愛犬用の防災対策を準備できていない理由について調査。(有効回答数:75名)
【調査方法】インターネット調査
【男性:272名】
- 20代:5名
- 30代:26名
- 40代:73名
- 50代:87名
- 60代以上:81名
【女性:128名】
- 20代:7名
- 30代:35名
- 40代:42名
- 50代:32名
- 60代以上:12名


























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